多くの方法論を利用することにより、厳密さで他に類を見ないソリューションを提供します。
3軸試験
ASTMのD2850試験法は、粘性土の3軸圧縮において、非圧密・非排水・圧縮強度を求めます。 この試験はまた、迅速な3軸試験とも呼ばれます。
非排水（湿潤）条件の土試料は、圧縮下に置かれますが、試料を囲む封圧が選択されます。 試験は、異なる3種類の封圧で3回実施されます。 圧縮中に試料から水が排水されません。
この試験が実施される土試料は、載荷時には飽和状態またはそれに近い状態であり、土の排水・圧密を短時間に迅速載荷が行われることが期待されます。
土の非圧密・非排水の圧縮強度は、試験時に選択された封圧下で得られる最大偏差応力になります。 またこの試験は、土の見掛の粘着力や応力・歪み関係などの全応力（非排水）強度特性を求めるためにも役立ちます。
試験により全応力（非排水状態）や有効応力（排水状態）の形で表現される剪断強度は、堤防安定性解析・土圧計算・基礎設計で一般的に使われます。
非圧密（1軸）圧縮試験（UCS）
この試験は、岩石試料の1軸圧縮強度を求めます。 長さ対直径比が2:1を超えるドリルコア試料は、±0.025 mmの範囲でほとんど平行な端面を実現するために、ダイヤモンドソーで切断されます。
この円柱はその後UCS測定に提出されます。UCS測定は、電子サーボ制御された材料試験システム（MT）の中で、載荷速度約10-5 s-1で試料が破壊されるまで行われます。 載荷データその他の試験パラメーターはコンピュータによるデータ収集システムに記録され、UCSが報告されます。
また、ヤング率やポアソン比を計算する手順の一環として、軸方向力・軸変形・円周変形変数も記録できます。
SGSの経験豊富な技術者のチームは、3軸試験および1軸試験を他のベンチスケール実験と一緒に実施します。 リスクを低下させる確実なソリューションをお求めの方は、いますぐSGSにご相談ください。