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摩耗試験

粉砕工程は、処理工場における最大の資本投資です。 鉱体の粉砕性能次第では、磨耗により工程内の鋼鉄媒体および摩減防止が大幅に劣化する可能性があります。 磨耗試験により、これを数値化して適切なデザインを実施することができます。 

ボンド磨耗試験は磨耗指数が測定され、研削機、線材圧延機およびボールミルにおける鋼鉄媒体および摩減防止部品(きせ金)の磨耗の測定に使われます。 ボンドでは、粉砕処理で用いられるエネルギー(kWh)を金属磨耗(ポンド)で割った磨耗率に基づいて、以下の相関関係を開発しました。

水冷型式打撃式臼機(杵と臼)ポンド/kWh=0.35(Ai – 0.020)0.2
摩減防止機械部品(きせ金)ポンド/kWh=0.035(Ai – 0.015)0.3 
水冷式ボールミルボールポンド/kWh=0.35(Ai – 0.020)0.33
摩減防止機械部品(きせ金)ポンド/kWh=0.026(Ai – 0.015)0.3
乾式ボールミルボールポンド/kWh=0.05Ai0.5
摩減防止の機械部品(きせ金)ポンド/kWh=0.005Ai0.5
破砕機
(旋回式、ジョー、円錐)
摩減防止機械部品(きせ金)ポンド/kWh=(Ai + 0.22)/11
ロール式粉砕機ロールシェルポンド/kWh=(0.1Ai)0.667

この磨耗試験は、Bath Iron Works Corp.のペンシルベニア破砕機部で用いられている手法および機械を利用して、Allis-Chalmers*により開発されました。 乾燥した鉱石サンプルが配置されている回転ドラムから装置は構成されており、衝撃パドルがドラム以上の速度で、中央シャフトの回転部に取り付けられています。 パドルはブリネル硬度500にまで高めた標準合金鋼で作成されています。 磨耗指数は、標準的な運転状況の下でのパドルの重量損失から決定されます。

SGSの結果は弊社のAR MacPhersonデータベースに記録されるため、他の鉱石と比較可能です。

提供サンプルの要求項目
4分の3インチ未満、さらに2分の1以上の鉱石1.6 kg。 これは通常、入手した鉱石5kgを3/4インチ以下にに粉砕し、さらに1/2インチの篩にかける。

SGSの経験豊富な技術者チームは、その他のベンチ規模の試験および工程シミュレーションを組み合わせて磨耗試験を実施します。 多くの手法を使用することで、その厳密さにより他社にない信頼性のソリューションが得られます。

* Bond F. C., “Metal Wear in Crushing and Grinding”, Allis-Chalmers Publication 07P1701, Dec 1963.

SGSはBond磨耗試験を用いて、粉砕工程における磨耗を数値化できます。 これにより、摩減防止の部品交換およびメンテナンスを計画および予測することができます。
SGSはBond磨耗試験を用いて、粉砕工程における磨耗を数値化できます。 これにより、摩減防止の部品交換およびメンテナンスを計画および予測することができます。
SGSはBond磨耗試験を用いて、粉砕工程における磨耗を数値化できます。 これにより、摩減防止の部品交換およびメンテナンスを計画および予測することができます。

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