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SART

SGSは、金回収作業に使われるシアン化物の管理や再利用に役立つ数多くの技術を開発しています。 また、銅も回収できます。

コストや環境意識の高まりは、金選鉱作業中のシアン化物の回収や再利用に対する関心の高まりにつながっています。 SART(硫化、酸性化、リサイクル、沈降濃縮)は、シアン化物の破壊に関する環境規制に準拠しつつ、作業中のシアン化物を効率的にを管理・再利用するために役立つ、業界標準のプロセスです。

SARTは、長年の実績のある金尾鉱の酸性化・揮発・最中性化(AVR)処理を応用したものです。 それは、高濃度のシアン化銅を含む、金工場尾鉱溶液を処理するために開発されました。 シアン化物を回収すると、工場全体で必要なシアン化物が減少するため、シアン化物を消費する銅金鉱体処理の経済性に著しい影響があります。

金回収作業中にシアン化物が破壊されると、試薬の購入・配布・分解に関連する費用や危険は、運営費全体の大きな部分を占めることになります。 このようなコストは、銅を尾鉱からシアン化物やリサイクルして、回収されたCu25を副産物として売却すれば、新たな収入源に変わります。 同時に、新しいシアン化物の購入・配布の節約も利益の増加につながります。 また、必要なシアン化物が減れば、現場への輸送も少なくなります。 全体としては、SARTは、シアン化物に関する環境規制に対するコンプライアンスの保証に役立ちます。

SARTプロセスには、以下の4つの手順があります。

  1. 硫化 - 金尾鉱に硫黄イオンが付加されます。
  2. 酸性化 - 溶液のpHを約4.5に低下します。 このような条件下では、シアン化銅錯体は完全に分解され、シアン化物はHCNガスとして放出され、銅は輝銅鉱(Cu2S)に変わります。
  3. 沈降濃縮 - 輝銅鉱は沈降濃縮して濾過されます。 これで、鉱物は、販売可能な副産物になります。
  4. リサイクル - リサイクルされたシアン化物は、操作中の金回収部分に戻されます。

SARTプロセスは、複数のフルスケールの採掘作業や現在建設中のプラントで採用され成功しています。 

SGSは、SARTプロセスの最先端を行く企業です。 SGSは、SART等のシアン化物回収プロセスを利用したフローシート開発、試験、パイロットプラント開発、および実際の業務の継続的な支援を提供します。 SARTにより損益を改善し、金回収操作の規制に対するコンプライアンスを保証し、環境フットプリントを改善することができるかどうかを知りたい方は、提案・企画段階の初期にSGSにお問い合わせください。

SGSはシアン化物技術において世界の最先端を行く企業です。

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