加圧浸出および大気圧浸出

SGSの冶金学者・化学者・技術者のチームは、SGSのグローバルネットワークに支えられています。 SGSは、大気圧浸出・加圧浸出・高圧オートクレーブ回収システムにバッチ試験・パイロットプラント試験・フローシート開発を提供します。

SGSの冶金学者は、金浸出・ニッケルラテライト浸出・ウラン浸出などのオプションに加えて、他の卑金属や難鉱のためのオプションの経験があります。 SGSの信用のおけるフローシートやテストの提供者としての評価は、実際の工場の金属回収率も最適化されるという確信をもたらします。

SGSには、複雑な鉱体を理解して、効率的で安全で対費用効果の高い回収システムを開発するための、専門知識や機器在庫があります。 SGSの浸出サービスには以下のものが含まれます。

• 初期バッチ試験および鉱物特性
• 鉱体の変動性や可能な回収率の分析
• パイロットプラントやミニ鉱山の設計やSGSの施設内への建設
• 健康・安全規制に対するコンプライアンスの保証
• 4～6ヵ月の期間をかけて50～100Tの鉱石を使ったパイロットプラントやミニ鉱山の微調整
• 実規模工場のコミッショニングの支援
• 職員の訓練や工場の継続的な最適化

SGSの専門家は、浸出手順を選択する際に、さまざまな要因を考慮します。 このような要因としては、回収する金属の種類・鉱石の特性・粒度・カプセル化の特性・鉱石が難溶性かどうか・黄銅鉱のような複雑な鉱物の存在などがあります。 またSGSでは、期待回収率やコスト的な制約も考慮します。 SGSのチームは、このような考慮に基づいて、提供する技術に対し一種類以上の試験を実施します。

加圧浸出・高圧浸出・圧酸化は、温度や圧力を注意深く制御したオートクレーブの中で行われます。 このような技術には、大規模な設備投資や高い運用コストが必要ですが、困難な複雑で難溶性の鉱石からの高い回収率をもたらします。 このような技術の利点や制限は、以下の通りです。

バルク浸出を含む大気圧浸出は、単純なヒープ・バット・カラムの中で行われます。 この手順は、周囲温度および圧力で実施されます。 このようなシステムの利点としては、化学作用や操作手順の単純化や、初期コストや運用コストの低下などがあります。 大気圧浸出は、単純鉱石や期待回収率の低い鉱石に適しています。 SGSの大気圧浸出システムには、以下のようなものがあります。

またSGSでは、湿式製錬法のための診断ツールとして連続浸出を実施しています。

最も適切な浸出技術を選択することは、建設費や操業費、そして、最終的な回収率に大きな影響があります。 SGSは、お客様と協力して、お客様の意思決定が回収操作を最適化して損益を改善することを保証します。